“芸術の秋”

“芸術の秋”

 今日は、すばらしい浮書絵彫り作品展を鑑賞してきました。浮書絵彫りは孟宗竹でできており、表面に茶粉が塗られた竹を細やかに削り絵を描いていくものです。彫る絵は、龍でも文字でも浮世絵作品でも何でもよいのでしょうけど、削る厚さはなんと0,1mm単位の繊細さが必要です。展示されていた作品類は、作者の数ケ月にわたる粘り強い集中力の結晶なのです。どれも本当にすばらしかったです。私は以前、この美しさに感動して浮書絵彫りサークルに参加させていただいたことがありまた。初めは椿花から練習ということでやってみましたら、それはそれは恐ろしく難しく時間もかかり才能のなさに落ち込みました。