富津岬と第一海保

今朝、穏やかに晴れて気持ちがいいので富津岬の先端まで行ってみました。

先端には明治100年記念展望台があり、上から360度のパノラマを楽しめます。富士山はもちろん、三浦半島、横浜等もきれいに見ることができ素晴らしいです。西方向の目前1,5㎞にある第一海保は、海の中にある人工島ですけど、昔は砂州で繋がっており引き潮の時は歩いて渡れました。皆で歩いて渡った記憶があります。

昔の富津岬の形は西に向け砂州がまっすぐに伸びていてバランスよい形をしていました。現在は、先端の砂州がなくなってだいぶ短くなってしまっています。砂州の一部は、湾曲して北寄りにわずかに存在します。地形が変わってきてしまった理由は、南側に港の堤防等ができたりしたことから沿岸漂砂が阻止されてしまったためのようです。北側の埋め立ても関係あるのかな。

 

写真①今朝の展望台からの西方向の眺め ②富士山と第一海保 ③弧状に伸びる砂州 ④明治100年記念展望台(昭和46年建設、高さ21,8m) ⑤古い地図 ⑥伊能忠敬の江戸時代の地図 ⑦昭和22年米軍が撮影した写真 ⑧昭和20年代の第一海保 ⑨昭和20年代、第一海保から東方向を見たところ ⑩昭和49年 ⑪昭和50年代 ⑫平成21年 ⑬現在の富津岬の案内図 ⑭現在の地形図