七葉窟は、紀元前477年？に『第一結集』が行われたところです。結集とは、お釈迦さまが説かれた教えを皆で唱えあい正しく整理し記録したこと。場所は、旧王舎城を囲む山のひとつヴァイバーラ山の上(標高３０５ｍ)の洞窟場。500人の比丘(修行者。五百羅漢)が集まり、阿闍世王が主催者、大迦葉が座長、阿難と優波離が、法と律の編集責任者となり行われ、椰子の葉に鉄筆で刻み残したそうです。
温泉精舎は、ヴァイバーラ山登り口の傍にあるヒンドゥー教寺院の温泉。浴槽が階段式になっていて、上段からハイカースト用、婦人用、ローカースト、アウトカーストと別れていて、下は泥水みたいだとか。カースト差別がいつまでもなくならないのは残念なことです。
●写真 ①～③七葉窟。ネット写真。④温泉精舎入り口。背後の山を登ったところに七葉窟があります。⑤露店。何？⑥左側はヴィシュヌ神、正面はカーリー神（ヴィシュヌ神を踏みつけている）⑦温泉施設内部。⑧⑨浴槽。ネット写真。⑨は下層カースト用？⑩温泉説明図。⑪隣にあるプール。⑫王舎城地図。中央左に七葉窟と温泉。