鶏足山(グルパ山)インド

  鶏足山は、お釈迦さまの弟子である大魔訶迦葉さま(第1回“仏典結集”を座長として開かれた方が、入定寂滅された場所です。

  

 その山の位置は、長らくラージギルとブダガヤの中間にある山とされていましたが、椎野能敬上人(1942~1982)は玄奘の『大唐西域記』の記述にそぐわないと、他説の山を探索された結果、南方のグルパ山が鶏足山であるとつきとめられました。 81年4月に上人の「鶏足山参詣記」が宗教雑誌『大法輪』に掲載され、広く知れ渡るようになりました。

 

 現在、グーグルマップでグルパ山を見てみますと、人気のスポットとなっているようです。インド人はヒンドゥー教の聖地として、東南アジア諸国の仏教徒は寂滅の聖地として沢山の方が訪れています。上人の功績は大きいです。

 

 上人の仏跡探索旅の様子は、『インド巡礼1089日 椎野能敬遺稿集』という本を拝読いたしますとわかります。すごいです。倹約のため駅や屋外にも寝泊まりされながら39歳でご遷化されるまで精力的に研究に打ち込まれておられました。不惜身命の偉大な先師です。 増円妙道 位隣大覚 御報恩謝徳 南無妙法蓮華経。

 

●写真 ネットより。 ①~④グルパ山の上部。断崖絶壁で眺望がよさそうです。今は頂上に金色の仏塔が建てられています。⑤⑥頂上付近の大(魔訶)迦葉(マハーカッサパ)さまの像。⑦⑧登山道。1700段?の石段が整備されています。⑨⑩遠方より見たグルパ山。⑪⑫途中の岩が割れているところ。⑫は上人。当時山は荒れ果てた状態でした。⑬上人の鶏足山の詳細な手書きのメモ図。本より。⑭当時の夜の駅内。駅によっては家のない人々数百人が暗い構内で生活していました。鉄道関係は撮影禁止でしたが、凄まじかったので撮りました。