『日々是好日』

 関東地域は梅雨に入ったばかりですが、10日間天気予報を見てみるとまるで梅雨明け後のような晴れの日が続くようです。気象庁としても、梅雨入り発表直後に雨が少ないと少し気まずく感じているのではないかと想像をしてしまいます。もちろん私は、晴れの日が大好きです。

 

 

「日々是好日」(にちにちこれこうじつ)という言葉は、中国・唐代の禅僧の雲門文偃(うんもんぶんえん)上人の語録『雲門広禄』に記された言葉です。「どんな日であってもあるがままを受け入れて、よしとして生きる」‐そんな心のあり方を表しています。それは、法華経の「すべての人に仏性があり、どんな局面も仏道の縁であり修行であり価値があるとして肯定して力強く生きる」‐その精神と結びついているように思います。

 

 ●写真 ①~③法性寺境内できれいに見えるところ。④⑤墓地にいる野ウサギ。⑥⑦山の麓にいる野ウサギ。野兎は、警戒心が強く写真に収めるのは難しいので、昨日はラッキーでした。⑧~⑪「写経の会」の様子。茶話会では音楽の話題が出て、楽器を持ち寄って楽しむ集いがあってもいいねという声があがりました。新たな楽しみがまたひとつ広がりそうです。⑫⑬6月・7月限定ご首題。300円。