健康長寿をめざす

 お彼岸も過ぎ、9月も残りわずかとなりました。

今月は「敬老の日」や「世界アルツハイマーデー」など、老いや人生の最終段階について改めて考える機会の多い月でもあります。

 

 「諸行無常」のこの世において、老化を遅らせ、いかに健康寿命を延ばすかーーーこれは始皇帝をはじめ、古今東西の多くの人々が追い求めてきた永遠のテーマと言えるでしょう。

 

 結局のところ、健康的に歳を重ねていくために大切なことは、次の3つに集約されます。

1,運動 2,適切な栄養 3,社会とのつながり

 

 具体的には、一日30分程度のウォーキングなど適度な運動。バランスの取れた食事。充分な睡眠。定期的な健康診断。そして人や社会と関わり、貢献し、刺激を受け、楽しく笑うこと=新しいことに挑戦することなどが重要です。

 こうした日々の積み重ねが、老化の進行を穏やかにし、ときには“若返り”のような効果をもたらして、より充実した人生へとつながっていくのだと思います。

 人生の最期に、「幸せでした。ありがとう。」と言えるなら、最高の結びではないでしょうか。

 

●写真 ①②境内の曼殊沙華(ヒガンバナ)。 ③秋季彼岸法要。 ④白い花。梨の花? 自分で植えたのに覚えていません。 ⑤柿。 ⑥甘夏ミカン。 ⑦健康長寿の3つの柱。 ⑧フレイルとは、健康と要介護の中間にある状態。富津市フレイルチェック講座では、皆さまの健康状態を測定し改善に向け取り組んでいます。ご参加ください。